タイ・バンコク生活@冬限定
タイの国旗について

タイの国旗(トン・トライロング)は、
赤、白、紺の3色、5本の横帯で表されます。
真ん中の紺の帯は他の4本の2倍の幅があり、
それぞれの3つの色は
赤(国家)、白(仏教)、紺(王室)を
意味しています。
ちなみにタイの最初の国旗は
赤く無地だったそうです。
タイの国旗は、
ナーラーイ大王の時代から使われる
ようになったともいわれますが、
詳細は不明。
その後、ナパーライ王(ラーマ2世)は、
赤地の上に白いチャクラ(仏教の輪)と
その内側に白象を載せた国旗を使用。
1855年、モンクット王(ラーマ4世)は、
王家のシンボルである
白象を配した旗を正式な国旗とした。
無地の旗では国際的に
識別しがたいのが理由。
そして1916年に、
現在の国旗のようなものになりました。
ただし、中央の帯の色は
外側と同じく赤だったそうです。
ワチラーウット王(ラーマ6世)が
洪水の際に国旗が逆さまになっているのを見て、
同じことが起こるのを防ぐために
対称的な図柄にした、と言われています。
1917年に中央の色は紺に変えられましたが、
これはラーマ6世の誕生日である
「金曜日」を示す色と言われています。
ちなみにタイには【曜日色】あり、
日曜日は赤
月曜日が黄色
火曜日がピンク
水曜日が緑
木曜日がオレンジ
金曜日が青
土曜日が紫
となっています。
月曜日は王様の【誕生曜日】なので、
バンコクでは黄色のポロシャツなどを着て
出勤する姿がチラホラ見られます。
